確定申告をして節税しよう

■利益が出ても損失が出ても確定申告を!
会社員やパートで給与所得・退職所得以外の所得が20万円以下の場合、ほかに確定申告を必要とする条件(自営業や医療費控除を受ける場合など)を満たさない限り、また専業主婦の場合は38万円以上の所得がなければ申告は不要です。でも、次の四つのいずれかに該当する場合は確定申告をしなければなりません。

【1】 会社員、パート・アルバイトの人で、給与所得・退職所得以外の所得金額が20万円を超えた場合

【2】 取引で損失が出たので、損失繰越控除(最長3年間)を利用することを申告する場合

【3】 取引で利益が出たので、前年から3年前までに申告した繰越控除の控除枠を利用する場合

【4】 外貨を保有している、していないにかかわらず、「くりっく365」のFX取引を1年間まったく行わなかったが、損失の繰越控除により有効となっている前年までの損失繰越金をさらに翌年に繰り越す場合
■「通算」と「合算」の違いを覚えておこう
「くりっく365」のFX取引で15万円の利益、株式取引でも6万円の利益が出た場合も、給与所得・退職所得以外の所得が合算して20万円を超えるため、確定申告が必要となります。 通算は利益も損失も合計することで所得を算出するのに対し、合算は所得として確定した金額、つまり利益だけを合計することです。
また、特に【4】は確定申告を忘れやすいので注意してください。
【2】の損失の繰越制度利用を申告した場合、その損失繰越金額を最長3年間有効としたいときには、3年間毎年欠かさず確定申告をしなければなりません。「会社で年末調整をしたので大丈夫」と思って確定申告をしないと、その年以前の損失繰越金額は無効になってしまいます。
■確定申告をしないとどうなる?
確定申告をする必要があるのにやらなかったり、所得を少なく申告したりして納税義務を逃れたときは、所得税法に基づき、本来の税額に加算して追徴課税が課されます。 場合によっては、刑事罰の対象になったり、利益以上の課税額になることもあるので、FX取引を行うのであれば確定申告は必ず行いましょう。
【ここがポイント!】
利益が出たときはもちろん、損が出ても確定申告をすればさまざまなメリットが。故意に確定申告をしないと、追徴課税を受ける可能性あり。
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